生きるのが楽しい独女の日記

人類で一番幸せなのは多分私。

【ネタバレ】朗読劇「逢いたくて…」観劇レポ【長いよ】

こんばんは。りなです。
今日は朗読劇「逢いたくて…」を観劇してきました。

 

午後休を取って三越劇場へダッシュ。先日同じく樫田さん作品の舞台「片想い」を観劇したので、2日ぶりの三越劇場です。
マチネは最初の先行で当たったにも関わらず2階席の一番後ろ。ソワレは1階の11列目でした。三越劇場は1階が傾斜が緩く2階の方が急なので、意外とマチネのが見やすかったかも。

 

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今回の朗読劇は毎日出演者が変わるので、私は初日に入りました。初日のキャストはTHE RAMPAGEのお二人に、あたっくで宇津木さんを演じられていた水谷あつしさん、そして藤澤恵麻ちゃん。そう、私がかつてキュン死にに苦しんだラブコンの映画に出ていた恵麻ちゃんです!

ランペのファン層は学生さんが多いしラブコン知らないのかな…?そうだよな…メンバーも若いもんな…いっちゃんまだ未成年だs……………ん?私はあたっく期間毎日未成年の膝小僧を舐めるように見ていたのか。もっと大事に眺めておけば良かった。未成年膝小僧。もし再演してしょごいつが出演したとしてもその時はもう未成年膝小僧ではないのだ。


すみません、性癖の方に話が反れました。(膝フェチ)


それでは本題。逢いたくて…について。
ここからはネタバレになるので、明日以降の公演を見に行くよーって人は絶対に読まないでくださいねー!

 

 

 

 

 


本当に大丈夫ですか?がっつりネタバレですよ?
大丈夫な方はかなり長いけどどうぞ!

 


上演時間は1時間50分、あつしさんの語りで始まります。
ソワレはスタオベとカテコ有りでした。

座る位置は下手から、あつしさん、いっちゃん、岩谷くん、恵麻ちゃんの順。
男性は白シャツに黒パンツ、恵麻ちゃんは白ブラウスに黒ロングスカートでした。ちなみにいっちゃんとあつしさんはスキニーで岩谷くんがサルエルっぽかった。
岩谷くんって華奢に見えるけど案外肩幅あるんだよね。シンプルな衣装だと目立つ。隣の恵麻ちゃんとの肩幅の差がトキメキポイントでした。

 

続いてあらすじ。


妻が戦場にいる夫に送り続けたお手紙のお話と聞いていたので、しょごいつのどちらかと恵麻ちゃんが夫婦で、その夫が主人公であとが軍の先輩後輩とかで愛する嫁のもとへ帰るために頑張る、みたいな話かなーと思ってました。しかしいざ始まったら全然違った!あたっくと違って予備知識ゼロで見たけどそれはそれで楽しいなーと。まず主人公が夫じゃなかったという…笑

以下私がまとめたあらすじです。2回見ただけだから間違ってたらすみません。


ストーリーは石橋(岩谷翔吾)と澤田(藤原樹)を中心に進みます。二人は赤紙により補充兵として召集され、フィリピンに送られます。山田部隊長(水谷あつし)の班に配属され、任務を勤めますがキツい肉体労働と飢えに苦しみます。過酷な生活を、石橋は夢に出てくる謎の女性しづゑ(藤澤恵麻)の存在に支えられ乗り越えることが出来ていました。そして澤田もまた石橋の夢の女性の話に元気をもらっていました。
そんな中、二人は夜襲という特攻に近い任務を任されます。見事に攻撃に成功したうえに生き延びることもできた二人は過酷な山田班には戻らず逃亡兵としての生活をはじめます。逃亡兵になりキツい肉体労働からは解放されたものの二人はひどい飢えに苦しみます。さらに澤田が病魔マラリアに襲われ、石橋は必死で看病をします。
無事病魔に勝った澤田に石橋はとある告白をします。実は二人の希望になっていた夢の女性は実在する人物で、山田部隊長の奥さんだと。今までしてきた話は奥さんが山田に送った手紙の中身だと。なんと石橋は偉そうな上官の山田に反感を持ち、鞄から手紙を盗んでやったんだと言うのです。
すぐに返すべきだと言う澤田に対し、最初は今さら返せるわけないと言う石橋でしたが、澤田との生活の中で、生きる理由になる、一人じゃないと思える、この手紙がいかに山田にとって大切だったのかに気付き、返そうと決心します。
二人が山田を探しさ迷っていると、負傷した日本軍たちに出会います。彼らの看病に勤しんでいるとアメリカ兵が現れ、「もう戦争は終わった。船で国に帰れ。」との知らせを受けます。ついに国に帰れると大喜びだった二人でしたが、負傷した兵を連れながら船の出発地まで向かうのは大変で、どんどん衰弱していきました。
数々の仲間を失いながらもあと1日で帰れる場所までなんとかたどり着いた二人でしたが、そこでついに澤田が息を引き取ります。母子家庭で軍の幹部候補生になる話を蹴ってまで母の側にいようとした澤田。しかし無情にも赤紙によってフィリピンに駆り出され必ず母のもとに帰ると言っていたのに最後の最後で息絶えてしまいました。
石橋は悲しみにくれながらも目的に到着。同じく生き延びていた山田部隊長にしづゑの手紙を無事に返し、母国へと帰国しました。

 

こんな感じの物語だったかと!

 


長くてすまんけど、さらにここからは一人ずつの感想を。


◆藤原樹くん(澤田補充兵)
 まず最初に月並みな感想ひとつ言っていい?お顔が美しい!
今回いっちゃんは真面目で誠実で賢くて母親思いの若い兵の役でした。すごくいっちゃんに合ってる役だった!最後はいっちゃんに泣かされたよー。こんなに素敵な青年、国で保護すべきでしょ???おばちゃんが守ってあげたかったわ!!!おはぎはどこに送ればいいかな?????クール便でいい?????
澤田は基本真面目で静かな優等生タイプなんだけど、ちょいちょい笑わせてくる。石橋と過ごすうちに砕けてきた感じなのかな!岩谷くんとの掛け合いには笑ったw乳と接吻のくだりは面白すぎて笑い声抑えられなくてぬふふって言っちゃったwいっちゃんってお芝居の時以外もギャグだったり下ネタだったりのトークのセンスがあるよね。絶妙な間合いと言葉選び。静かでクールに見えてこのギャップ。モテる(確信)
あたっくでも思ったけどいっちゃんは声が安定してて聞きやすいよね。舞台やる前はボソボソお話するイメージだったから驚いた。ちょっと癖のあるボルドーの楕円形みたいな声が非常に良き。(音を色や形で表すのよくわからんと言われるんだがなんとか感じ取ってほしい)


◆水谷あつしさん(語り、山田部隊長、その他)
 さすが。さすがあつしさん。一人で何役やってたよ。5人くらいやってたよね?声だけでだよ?さすがとしか言いようがない。特にソワレの後半の山田部隊長の演技は圧巻でした。
個人的にあつしさんの声がめっちゃ好きなんですけど、何なんだろう小さい声で話しても一番後ろの席まですごーい通るんだよね。練習の賜物なのかな。あんな声出せるようになりたい。
空気をパリッとさせたり、和やかにさせたり、あつしさんは魔術師みたい。あつしさんがいてくれるからランペの二人も思いきってお芝居出来るんだろうな。
今回は語りがメインだったけど、もっとあつしさんが役を演じてる声が聞きたかったなーなんて。普段は3人でやってる劇を4人でやったんだからしょうがないか。


藤澤恵麻ちゃん(しづゑ)
 かーわーいーいー!!!!!こんなかわいい奥さん居たら何度殺されても生き返るわ。ゾンビになってでも帰国する。
しづゑはおしとやかな大和撫子。そして素直にさみしい、逢いたいって言えるすごくかわいらしい女性でした。劇中でしづゑはお手紙だけの登場で、恵麻ちゃんはお手紙の内容を呼んでるだけなんだけど娘のきくよちゃんとの穏やかな生活が目に浮かびます。
そして恵麻ちゃんのウエストの細さには驚いた。内蔵はどこに入ってるのかね?美人で手足もスラッと長くさすがモデルさん。
ご結婚おめでとうございます!


岩谷翔吾くん(石橋補充兵)
 はい、最後に私の推しです。
今回はとにかくオラオラでTHE男!!!!!って感じの役です。まず座るときからものすごいオラオラw悔しいけど一回の舞台の間に何十回もときめいたよね。
一人にしないでくれ!とか俺のために生きてくれ!とか澤田に言ってるセリフなのに客席のたくさんの人がときめいてたと思う。観客の至るところに接吻受け入れ体制の人いた。私もその一人。
石橋はかなりガサツでクズみたいなとこあるけど、人間らしくて愛さずにはいられない。最初はお国のために砕けるだけだ、死ぬの怖がってたら戦えねぇだろ、みたいなこと言ってたのに、だんだん生きるのに必死になっていく姿は素敵でした。変にスカしてるよりがむしゃらで一生懸命な方がかっこいい、岩谷くんがそんなようなこと言ってたけど、本当にその通りだと思う。一生懸命自分の任務を受け入れる横、一生懸命いきようとする石橋、そしてそんな激しい役にがむしゃらにぶつかる岩谷くんご自身、みんなかっこよくて素敵です。
岩谷くんの声質はすごく優しいはずなのにちょっとガサツなオラオラな感じを見事に声だけで演じきっていました。
あたっくの横でもそうだったけど、この子のお芝居舞台始まった直後は「ん?他の人より演技微妙か?」って思うんですよ、最初だけは(小声)
だけど役の感情の起伏が激しくなるにつれて、役が憑依して一気に観客を引き付けて、最後には他の出演者を喰う勢いで感情に訴えかけてくる。一回憑依するとそこからが凄いんだよなー。圧倒される。
あたっくの時よりびっくりするくらい声が良くなってた。伸びしろがすごい。この子はそのうち化けるね。…ってお前誰だよみたいな意見を述べてしまったwww岩谷くんのお芝居大好きだから、これからも演技のお仕事で活躍して欲しいなー。
朗読劇とは思えないくらい顔も台本もぐちゃぐちゃにして叫ぶ姿には涙が止まりませんでした。あたっくの横も逢いたくての石橋も泣かせにくるから岩谷くんファン大変です。そして泣き叫ぶシーンが多いので岩谷くんの喉も大変でしょう。あと鼻水も全力。今日のソワレでは鼻水拭ってましたね。ぐしゃぐしゃになるほど魅力が増すのが岩谷くんの不思議。
今日一日で更に好きになってしまったよ。

 

今回は舞台ではなく朗読劇、体の動きはなく声だけでお芝居しなければなりません(多少動くシーンもあったんだけど二人の息がぴったりでめちゃめちゃかわいかった)。
しょごいつは初めての朗読劇で大丈夫かなーなんて思ってたけど、良い意味で裏切られた。声だけで引き込まれた。
お芝居の事を何も知らなかった二人をたった3カ月でここまで立派な役者にしちゃうなんて樫田さんの御指導はすごいなと。そしてそれにくらいついていった二人の努力は私なんかには想像できないものなんだろうなと。それをパフォーマーとして沢山のライブをこなしながらやってきたんだもんね。人として尊敬です。

最近は他の舞台やお芝居を見ていても、この役岩谷くんにやってほしいな~、いっちゃんにやってほしいな~なんて考えちゃいます。パフォーマーとしての二人を超えるくらい役者としての二人に惚れてしまっている。知らんうちにどこまでもハマっていっててランぺちゃんこわい。ランぺ沼は底なし沼じゃ。


なんか真面目に語ってしまった。へへへ。
なんか長くなっちゃったけど、まとめると、逢いたくて…がめっちゃ良かったっていうのと、しょごいつのお芝居をもっと見たいってことです。

あたっくの時よりすごーく成長していた二人ですが、ソワレのスタオベ後のカテコではおどおどしててかわいかったですwあつしさんに仕切りなさいよ~って笑われてたw岩谷くん一番メインの役だし仕切らなきゃなんだろうけどねwwwしょごいつを両側から見守るあつしさんと恵麻ちゃんの目が優しかった^^


キャストは変わるけど明日以降も朗読劇「逢いたくて…」やっているので、お時間ある方はぜひ観劇してみてください。見て良かったと満足できるお話です。
しかし平日の13時/17時は社会人には厳しいスケジュールだよな…。もう1時間半遅かったら明日も見に行ったのに!

 

それにしてもこのブログ引くぐらい長いね。愛が強すぎた…笑

 

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